文壇高円寺

2007/12/31

見ぬ世の友

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 中村光夫は明治四十四年、西暦でいうと一九一一年生まれ。  日米開戦のとき、三十歳だった。  河上徹太郎に「政治に絶望」しているといわれた中村光夫は、文芸誌に「日本の戦争とは無関係」の評論を書き続けていた。当時をふりかえり、次のような感想をのべている。 《芸術の仕事は、何...
2007/12/27

なしくずし

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 年末進行、忘年会、いろいろあって、更新停滞。  寝ちがえて、からだが動かすのもしんどい状態になる。こんなにひどい寝ちがえは久しぶりだ。首がまわらない。  中村光夫の『文学回想 憂しと見し世』(中公文庫)を読んでいて、ようやく戦前から戦中の文学の世界になじんできたところで、中断し...
2007/12/17

厄介な才能

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 特別区民税・都民税の督促状の払込み期限がすぎてしまったので、杉並区役所に行く。ついでに阿佐ケ谷の文房具屋でパラフィン紙を三十枚買う。そのあと区役所に行ったら、払込用紙を忘れてきたことに気づく。面倒くさいので、そのまま荻窪のささま書店まで歩く。そのあとCO-OPのインスタントラー...
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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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