文壇高円寺

2012/03/29

続々・文壇高円寺以前

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《古本好きのフリーターとして文章を書くようになった》  当時(三十歳前後)、年輩の同業者からは「今はよくても将来どうするんだ」と心配された。  わたしは十代後半からフリーライターの仕事をはじめ、三十歳のときには十年選手だった。  さすがに十年くらいやっていれば、自分の力...
2012/03/20

続・文壇高円寺以前

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……尾崎一雄の「退職の願い」(『暢気眼鏡』新潮文庫)に、「昭和の初め頃までの社会通念として『文学を志すとはそのまま貧窮につながることだ』というのがあった」という一文がある。 《大多数の者は中途で離脱し、頑張る者は窮死した。極く少数の才能あるものが名を成したが、それらも概ね夭折...
2012/03/18

文壇高円寺以前

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「フリーライターは名刺と電話があれば、誰でもなれる」  どんな仕事にもいえることかもしれないが、五年、十年と続けていくためにはどうすればいいのか。  社交性があって、能力の高い人なら、それなりの努力で食っていける。  社交性がなく、才能も未知数の場合、「人とはちがう何か...
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自己紹介

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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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