文壇高円寺

2012/10/30

内側の技術(七)

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 好きになればなるほど、スポーツや芸事はどんどん上達するし、理解は深まる。しかし、それを実行することは、それほど容易いことではない。  二十代の半ばくらいまでは、一冊の本に感激したら、その世界がどこまで広く深くても、後先考えずに飛び込んで耽溺することができた。  残念ながら...

内側の技術(六)

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「型」と「感覚」について考えていると「どちらも一長一短ですな」というおもいがこみあげてくる。対処療法がいいのか自然治癒がいいのかといった論争みたいなものだ。  よいレッスンを受け、上達した人は「型派」になり、自己流で技術を身につけた人は「感覚派」になる。それだけのことなのかも...

内側の技術(五)

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 ガルウェイはインナーゲーム理論で「正しいフォーム」に疑問を投げかける。  つまり、人は自分の内なる欲求(感覚)に従ったほうが、より自分に合った理想にちかい動きになる。逆に頭で批評しながら、からだを動かそうとすると、ぎこちなくなる。  簡単にいうと、ブルース・リーの「考えるな...
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自己紹介

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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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