文壇高円寺

2013/12/31

年末の一日

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 日曜日、昼、仕事部屋に行く途中、西部古書会館に寄る。赤いドリルの那須さんがいた。わたしは「赤いドリルの夢は夜ひらく」というブログを愛読している  文章には「流れ」みたいなものがあるのだけど、那須さんの文章は「流れ」が読めない。予想がつかない。おかしい。  今年のゴールデン...
2013/12/28

自分の声 その四

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 ピート・ハミルは、一流のコラムニストをソリストにたとえ、マイク・ルピカには「自分の声」があるといった。  いっぽうルピカのコラムは「表現形式が不完全」とも評している。  日刊の新聞にコラムを発表する場合、時間と字数の制約によって、どうしても不十分な原稿になる。 《たいて...
2013/12/27

自分の声 その三

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 十八歳の菅原克己は中村恭二郎に「君の詩はナイーブでいい。自分の生地のものをなくさないように勉強しなさい」といわれた。  以来、中村恭二郎は菅原克己の〈先生〉になる。  わたしの好きなエピソードだ。  知識や技術を身につける過程で「自分の生地」をなくしてしまうことがある。...
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自己紹介

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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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