文壇高円寺

2014/03/27

二軍

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 野球が好きでよかったとおもうことのひとつに、澤宮優の文章を読む喜びがある。  選手ひとりひとりの人生が凝縮された言葉を絶妙に引き出し、野球というスポーツの魅力だけでなく、選手たちの“不屈の姿勢”を垣間見せてくれる。  新刊の『二軍』(河出書房新社)もそうだった。  澤宮...
2014/03/23

ニヒルとテロル

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 三月になり、毎日けっこう歩いている。二日続けて神保町、二日続けて神田伯剌西爾で珈琲を飲む。  秋山清著『ニヒルとテロル』が平凡社ライブラリーに入った。名著。  鶴見俊輔著『回想の人びと』(ちくま文庫)の秋山清の回でも『ニヒルとテロル』所収の「ニヒリスト辻潤」に出てくるエ...
2014/03/15

近況その他

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 昨日、室生犀星の『随筆集 刈藻』(清和書院、一九五八年刊)を読んだ。この本、ずっと「川藻」という題だとおもっていた。背表紙の「刈」の字のところのパラフィンが傷んでいて「川」の字に見える。それで勘違いしていた。  犀星、自分の本が売れないという愚痴ばっかり書いている。  そ...
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自己紹介

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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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