文壇高円寺
2016/11/29
強情さが必要(二)
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《他人の批評や忠告に耳を傾けるのはいいが、それにコヅキ廻されてゐては、元も子も無くなつてしまふ》 長年、この問題について考え続けていると書いた。わたしはそもそも批評や忠告に耳を傾けないことのほうが多かった。それでよく怒られた。 だから酷評されて、書くのをやめてしまった新...
強情さが必要(一)
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「人の話はどこまで聞くか」というのはむずかしい問題だ。 助言する側はよかれとおもって、ああしたほうがいいこうしたほうがいいという。しかし助言された側からすれば、かならずしも自分に適したやり方ではないということはよくある。 尾崎一雄著『わが生活わが文學』(池田書店)所収の...
2016/11/27
花森安治装釘集成
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わたしが花森安治の名前を意識するようになったのは、山口瞳のエッセイがきっかけだった。二十代後半くらいか。師と仰ぐ高橋義孝の本を花森安治に作ってもらおうとする話で……そのエッセイは「男性自身」シリーズのどこかに収録されているとおもうが、今は調べる余裕がない。 以前、河田拓也さ...
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