文壇高円寺

2017/09/29

負けいくさ

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《戦後の日本の復興が目ざましかったのは、陸海軍が極秘にしていた一流の技術がみるみる民間にちらばったからです。一例をあげればホンダのオートバイがたちまち一流になったのはこのせいです》(山本夏彦著『誰か「戦前」を知らないか』文春新書)  日本には、軍艦や零戦を建造する技術があった...
2017/09/27

「戦前」という時代

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《昭和五年はいわゆるエロ・グロ・ナンセンスの最後の時代だった。タキシーは「円タク」といって市内一円(ただし当時東京は十五区)だったのが五十銭で、甚しきは三十銭で乗れる時代だった。満州事変はおこったが半年で終った。世間は軍需景気でうるおったがそれはほんの一部で、全体は不景気だった。...
2017/09/26

釣りとスキレット

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 日曜日、JR日野駅。『フライの雑誌』の堀内さん、『朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ』(フライの雑誌社新書)の真柄慎一さん一家と浅川で釣りとランチの会に参加する。快晴。真柄さんは二児の父になっていた。子どもたちが川で釣りをしているところをビールを飲みながら眺める。...
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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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