文壇高円寺

2019/02/26

坂の上り下り

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 先週、神保町の古書会館、高円寺の西部古書会館に行った。いずれも初日だ。「街道本」蒐集をはじめてから、古書展の初日に行くことが増えた。  今は道の本だけでなく、散歩や歩き方の本も買っている。  春からは足が遠のいていた五反田の古書会館にも行く予定だ。そのあと五反田から北品川の...
2019/02/25

焦りは禁物

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 昔、回転ダイヤル式の電話機のころ、最後の数字を回そうとして失敗し、最初からかけ直す夢をよく見た。急用があって、公衆電話の場所を探し、ようやく見つけ、十円玉を何枚か入れる。電話番号はおぼえている。途中までは順調。しかし最後に「八」か「九」を回そうとして指が滑ってしまう。 「ああ...
2019/02/22

独学の愉しみ

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 今週、川越街道を歩いた。筋肉痛だ。久しぶりに東武東上線の下赤塚にも寄った。三十年前、上京して最初に住んだ町だ。下赤塚、いい町だ。公園も多いし、植物園もあるし、城跡もあるし、東京大仏もいい。  下赤塚の話(だけではないが)は四月くらいに出る予定のインディーズ文芸創作誌『Witc...
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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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