文壇高円寺

2019/10/31

昔日の客と古代の道

›
 都営三田線神保町駅十七時五十九分とメモ帳に記し、家を出る。神保町界隈で仕事をして予定の電車に乗る。  電車の中で田村隆一著『詩人の旅 増補新版』(中公文庫)を読む。前日「奥津」まで読み、「鹿児島」から。「鹿児島」と「越前」がいい。長野は「佐久」と「伊那」を旅している。初出を見...
2019/10/28

高円寺三十年

›
 わたしがJR中央線の高円寺界隈に引っ越してきたのは一九八九年十月中旬——二十歳になるひと月前のことだ。  高円寺に三十年。これまで払ってきた家賃を計算すると「中古のマンションなら買えるやん」とおもわないでもない。ただ、高円寺に移り住んできたころは、バブルの最盛期で二十三区内に...
2019/10/23

余生の研究

›
 五十歳という年齢が近づき、自分の関心が「余生」に移行している。  このまま東京にいるのか。ずっと賃貸の部屋に住み続けるのか。蔵書をどうするのか。  働き方や暮らし方も含めて、もうすこし楽な方向に切り替えたい——ということに関しては二十代半ばあたりから考えていたわけだが、そ...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.