文壇高円寺
2020/05/30
半遁世と隠居ふう
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《私はいつのころからか、半遁世の心をときどき持つようになった。 宗教心なんてものとは何の関係もなく、ただ極力単純簡素な生活をしてみたい、という心からである》(「半遁世の志あれど」/山田風太郎著『風太郎の死ぬ話』角川春樹事務所) 同書の巻末の初出一覧を見ると「『問題小説』...
2020/05/28
深夜族
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夜がつまらない。わたしは日付が変わる直前くらいの時間に飲みに出かけることが多い。行きつけの店の営業はまだ再開していない。再開したとしても深夜営業はまだ先だろう。ふだん何をしているのかわからない夜型の常連組はどうしているのか。 《私の仕事は、一種の座業だから、家に引っ込んでい...
2020/05/26
古本屋のある町
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サンカクヤマで河田拓也さんと待ち合わせ。喫茶店で色川武大関係の貴重な資料を見せてもらう。 この日『季刊銀花』一九九三年夏号「『當世日和下駄』で歩く東京の道」を買う。出久根達郎さんが「ムダを愛する町——高円寺」というエッセイを書いている。 《一九九三年現在、古本屋の数は...
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