文壇高円寺

2021/01/23

どう転んだところで

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 木曜日夕方神保町。神田伯剌西爾でマンデリン、家に帰って三時間くらい寝て朝まで仕事する。  鮎川信夫の『最後のコラム』(文藝春秋、一九八七年)に古井由吉の『「私」という白道』(トレヴィル)の感想を述べたコラムがある。鮎川信夫が私小説について論じているのだが、深く頷いてしまう内容だ...
2021/01/18

冬の底

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 毎年「冬の底」と名づけている時期がある。一月の終わりから二月のはじめのあいだの数日、頭の中がもやに覆われたようになり、気力がゼロに近くなる。寝ても寝ても眠く、朝七時ごろ寝て夕方ちょっとだけ起きてまた寝て夜の十時ごろ起きるといったかんじになる。  例年一日か二日かくらいで過ぎ去り...
2021/01/16

視野の狭さ

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 アンディ・ルーニー再読。「政治は子どもの遊びか?」と題したコラムがある(『下着は嘘をつかない』北澤和彦訳、晶文社)。「わたしは民主党員です」という十一歳の子どもからの手紙へのアンサーとして書かれたコラムだ。ルーニーの父は「いつも共和党に投票していたが、熟慮の末ではなかったと思う...
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自己紹介

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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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