文壇高円寺

2021/12/31

終末のはじまり

›
 ちょっと前に稲井カオル『そのへんのアクタ』(白泉社)の二巻を読んで……何か感想を書き残しておきたいとおもいつつ、なんとなく、バタバタした日々を過ごしているうちに忘れていた。  重厚な作品ではないので「名作」っぽさはないのだが、二〇二〇年代最重要作品になるかもしれない漫画だとわた...
2021/12/29

戦力外の話

›
 二十八日夜、年末恒例——「プロ野球戦力外通告」を観る。今年は番組には三十歳の投手が二人取り上げられていた(その二人以外では楽天を戦力外になった牧田和久投手も)。  三十歳の選手は二人とも結婚していて子どもがいる。  彼らは他球団から声がかからなければ、独立リーグに行くか海外でプ...
2021/12/24

大勢順応 その七

›
  午前中、銀行に行ったら店舗の外まで人が並んでいる。スーパーも混んでいた。諦める。自由業でよかったとおもうことの一つは混雑時を避けようとおもえばいくらでも避けれるところだろう。しかし長年、密を避ける生活を送っていると人混や行列にたいする耐性が落ちてくる。コンビニでも二人くらい並...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.