文壇高円寺

2022/02/28

世界をどう見るか

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 鮎川信夫著『私のなかのアメリカ』大和書房、一九八四年)所収の「世界をどう見るか」はインタビュー形式の論考で、他の時評と比べると、やや緻密さに欠ける(言葉も荒っぽい)ところがあるのだが、その分、彼の本心にちかいとおもわれる表現が多い……ように見える。 《僕なんかすぐ反共といわれる...
2022/02/26

鮎川信夫とソルジェニーツィン

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 鮎川信夫著『時代を読む』(文藝春秋、一九八五年)は、一九八二年~八五年のコラム集である。「ソルジェニーツィン来日の意味」にはじまり「『現代ロシア』を知る」で終わる。 《ソルジェニーツィンは愛国者である。れっきとしたロシア文学の伝統の保持者であり、そのために、ソ連当局の忌諱にふれ...
2022/02/22

新編 閑な老人

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 二月二十二日、尾崎一雄著『新編 閑な老人』(中公文庫)が発売になりました。旧版の『閑な老人』(中公文庫)とは収録作を大きく変え、尾崎一雄が“閑な老人”になるまでの歩みがわかるように編んだ。それから元の『閑の老人』を愛する尾崎一雄ファン(わたしも)に向け、旧版の解説で高井有一が書...
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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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