文壇高円寺

2025/07/29

生の歌

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 そのときどきの自分の関心事と重なる本——そういう本を探そうと年がら年中、古本を買い漁っているのだが、そうそう都合よく見つかるものではない。  すこし前に井伏鱒二著『昨日の會』(新潮社、一九六一年)を西部古書会館で買った。今日は七月二十九日だが、この本に「七月二十三日記」という随...
2025/07/23

十貫坂周辺

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 土曜昼、高円寺の西部古書会館。ガレージのところで『観たい 聞きたい 記録(のこ)したい なべよこ観察隊』(中野区鍋横地域センター、一九九四年)。東高円寺駅、新中野駅界隈をよく散歩するようになって、“なべよこ”もなじみの場所になった。散歩圏の「ご近所本」を見つけると嬉しくなる。同...
2025/07/19

期日前投票

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 高円寺駅の南口を散歩する。ひさしぶりに新高円寺のドトールでアイスコーヒー。二階の窓際、青梅街道が見える。  毎日散歩しているので、途中、いくつか参院選の演説を聞いた。国という大きな枠組ではなく、地域のことを考えると、多くの人がつつがなく過ごせるための地味な整備——修繕、修復は政...
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荻原魚雷
おぎはら・ぎょらい。1969年三重県鈴鹿市生まれ。1989年秋から高円寺在住。著書『借家と古本』(スムース文庫、コクテイル文庫、品切)、『古本暮らし』『閑な読書人』(晶文社)、『活字と自活』『書生の処世』『日常学事始』『古書古書話』(本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『中年の本棚』(紀伊國屋書店)、最新刊は荻原魚雷+パノラマ地図研究会『東海道パノラマ遊歩』(ビジュアルだいわ文庫)/編著『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』、尾崎一雄『新編 閑な老人』、富士正晴『新編 不参加ぐらし』(中公文庫)、『新居格随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)/『フライの雑誌』、WEB本の雑誌、毎日新聞などで連載。『sumus』同人。メールアドレスはgyoraiogihara@gmail.com(@は半角に変換)
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