2015/08/31

八月の終わり

 一昨日昨日と高円寺は阿波踊りで人がいっぱい。午前中から太鼓と笛の音が響いて、早起き。土曜日、神保町に行くが、帰りは高円寺駅から出られないとおもい、中野で下りて、歩いて帰る。

 西荻ブックマーク、夏葉社の島田さんとのトーク無事(?)終了。島田さん、話がおもしろくて助かる。一冊一冊、自分の作りたい本を作ってきて、でもそれだと会社としてはたいへんで、これからどうしたらいいのか……という人生相談みたいな話から、スポーツの話(島田さんはサッカー、わたしは野球好き)になる。話はバラバラだったような気がする。

 自分のやりたいこと、好きなことをやるためには、そうでないことも多少はやらないといけない、というか、やらないと食べていけないところがあって、そのバランスをどうするかというのは、わたしにとっても悩みの種だ。いまだにどうしたらいいのかわからない。

 この先、食べていけるかどうかという不安は、出版にかぎった話ではない。小さな出版社も零細フリーランスも、人と同じことをやっていてはダメだ、というところは共通している。どう同じことをしないか、ズレていくかというのは、むずかしい問題で、ズレすぎてしまうと誰にも伝わらなくなる。
 新しいものではなく、古いものでも、その時代時代に合った古さがある。

 対談のあと、いろいろ考えたいことが増えた。