2018/03/15

枕元の本棚

 十四日、どうにか確定申告をすませ、気が抜ける。阿佐ヶ谷から高円寺まで歩いた。

 今、東京堂書店の入口右側のカフェスペースで『絶景本棚』(本の雑誌社)のパネルが展示されている。わたしの枕元の本棚の写真もあります。けっこう恥ずかしい。

 吉行淳之介、山口瞳、古山高麗雄、色川武大、尾崎一雄、木山捷平、梅崎春生、内田百閒、辻潤……。
 すこしは入れ替わっているのだが、十年以上、枕元の本棚の本はほとんど動いていない。

 三十代以降は、海外のコラム、野球と将棋と釣りの本が増えた。漫画はものすごく減った。

 同じような作家が好きでも似たような本棚になるとは限らない。不思議である。