2024/02/18

練馬駅のバス

 今週は西部古書会館の古書展のない週末(第三週は開催しないことが多い)。
 先週の西部の古書展では梅棹忠夫、多田道太郎編集『論集 日本文化』(energy特別号、エッソ・スタンダード石油株式会社広報部、一九七一年)や「エナジー対話」シリーズの大岡信、谷川俊太郎『詩の誕生』(第一号、一九七五年)、多田道太郎、安田武『関西 谷崎潤一郎にそって』(第十八号、一九八一年)など、エッソの広報部関係の本が大量に出ていたので数冊買った。まとめて売った人がいたのか。

 エッソ石油(現・ENEOS)のPR課は高田宏が長く編集者をつとめていたことでも知られる。

 土曜日、妙正寺川のでんでん橋、野方の商店街を通って練馬散歩。東武ストアでスガキヤのインスタント麺、プラザトキワで衣類を買う。昔は中央線沿線の高円寺の光和堂、阿佐ケ谷のヌマヤなど、近所に衣類、タオル類などを揃えている大きめの総合衣料の店があったが、今はない。

 練馬駅から関東バスで高円寺に帰る。練馬駅発の豊橋、三河田原行きの夜行バス(新宿・豊橋エクスプレスほの国号)があることを知る。
 練馬駅(二十三時五分)、中野駅(二十三時二十五分)、バスタ新宿(二十三時五十五分)を経て、愛知県内だと豊川駅(五時九分)なども通る。豊橋駅(五時四十分)、三河田原は六時二十分着。時期によって値段は変わるが、二月だと三千二百円(火・水曜)という日もある。金・土・日は四千七百円〜五千七百円。
 バスで豊川駅あたりまで行き、東海道を散策しつつ名鉄+近鉄で郷里の三重に帰省するルートはありかも。
 渥美半島の三河田原から伊良湖岬、それから船で鳥羽に渡り、鈴鹿に帰るルートも新幹線より、かなり安く行ける。
 中野駅も通るから、家から徒歩で深夜バスに乗れる。

 一九八九年二月に三重から上京したときは鈴鹿から池袋までの高速バス(西武のバス)に乗った。片道七千円くらいだった。 三十五年前か。その年の十月まで東武東上線の下赤塚駅周辺の寮(家賃千円)にいた。練馬駅からは下赤塚駅経由の成増駅行のバスもある。

 高円寺〜練馬〜下赤塚は南北にほぼ直線。前からバスを乗り継いで行ってみたいとおもいつつ、まだ実行していない。行きは高円寺から練馬駅まで歩いてバスで下赤塚駅、帰りは下赤塚駅から練馬駅まで歩いてバスで高円寺——という散歩がしたい。