台風10号接近中。雨台風。昨日は小雨の時間に東高円寺、新中野散歩。東京メトロの中野坂上駅あたりまで歩いて東中野駅へ。途中、区の施設みたいなところで休む。古文書講座のチラシを見る。
夜、ユータカラヤ(スーパー)で買ったプルコギとナムル(自作)を合わせてビビンバを作る。深夜、一週間ぶりに近所の飲み屋。オフコースの「さよなら」をカバーしていた海外のバンドをまちがえる(KBC BandをGTRといってしまう。しかもわりと自信満々に)。
自爆というバンドのライブCDを聴かせてもらう。聴いているうちに、二、三ヶ月前に自爆のライブ映像(下北沢)を見ていたことをおもいだしたのでCDを持ってきた人(カウンターの隣に座っていた)に伝える。撮影者はフルチ流血夫さん。
寝る前、電子書籍の宮沢賢治の全詩集をちょこちょこ読んでいる。
宮沢賢治の「金策」という詩が好きで、読み返すたびに「おれは今日はもう遊ぼう」「何もかも みんな忘れてしまって ひなたのなかのこどもにならう」の浮世離れ感がすごいとおもう。
一九二七年六月三十日の日付。賢治三十歳。
葛西善蔵が「金策」という作品を書いたら、愚痴をこぼしまくるにちがいない。もしくは自分で金策はせず、人にやらせて文句をいう。
「金策」の「ひなたのなかのこどもにならう」の後、「この花さいた(空白=約三字)の樹だ」の空白の樹は何の樹か。「梢いつぱい蜂がとび」と続くので、おそらく蜜蜂と縁のある樹だろう。花弁の色は「月光色」。アカシアかりんごか。アカシアは漢字で「金合歓」と書く。
やらなければならないことをせず、関係ないことばかり調べて時間をつぶしている。