次から次への予想外のことが起きる。ドナルド・トランプ前大統領、無事でよかった。
前からなんとなくおもっていたことだが、民主主義というか社会システムのあり方としてはトップに立つ個人の影響力をなるべく抑えたほうがいいのかもしれない。
たとえば政権が変わったり、政権の中核を担う人材が途中でやめたりしても、いつも通りの日常が続く。そのほうがいい。そういう意味では、日本の政治は安定しているほうだろう(選挙のあと暴動が起こるような国と比べてだが)。
その人がいなくなった途端、社会や地域が大混乱に陥るのは困る。
会社もそうだろう。社長がぎっくり腰になったら、すべての業務が止まって大赤字なんてことになったら大変だ。
一人の人間に権限が集中すると組織は不安定になる。しかし安定しすぎると停滞する。逆にトップに権限を集中させると、不安定になる分、小回りが効いたり、即断即決できるよさもある。
バランスというか、安定と不安定の配分はむずかしい。