2026/04/26

平坂街道

  寒暖差か気圧のせいだろうか、今週は軽い頭痛が続いていた。もう治ったが、今は様子見といったところ。
 ちょっとした不調でも不安になる。そして酒を控える。

 週末、西部古書会館。久々に予算オーバー(五千円超)。文学展パンフと街道の図録を大量に購入した。ガレージで『旅』特集「川の旅情」(一九七四年九月号)、『旅』特集「街道と町並みの旅」(一九八六年九月号)――日本交通公社を二冊。幸先よい。特集「街道と町並みの旅」の号は持っているかもしれないとおもいつつ、記憶にない表紙だったので買った。わたしが持っていたのは『別冊るるぶ愛蔵版13 街道と町並みの旅』(交通公社のMOOK、一九八二年)だった。

 日本交通公社出版事業局は『旅 別冊(愛蔵版)』というムックも刊行していた。『旅 別冊』の特集「地図 夢・謎・愉しみ」(一九八四年)、特集「花 情熱・神秘・驚異」(一九八五年)、特集「鉄道 追憶・熱狂・冒険」(一九八五年)の三号集めた。どの号もすごい。

『別冊るるぶ愛蔵版』はよく見る号とあまり見かけない号がある。ある特集の号を気長に探している。

 四、五十年前の『旅』を読むと、もうこの風景は見れない、ということ以上に、細部にまで力を入れ、熱のこもった雑誌を毎月作るのは不可能だという気持になる。

 家に帰り、東海圏の地図を見る。JR東海道本線の愛知御津(あいちみと)駅の周辺から三河湾に向かう平坂(へいさか)街道という道があることを知った。最初は数kmの短い道かとおもったら、約四十kmも続いている。江戸時代の感覚だと徒歩で丸一日の距離である。

 平坂街道は東海道の吉田宿(豊橋)と御油宿の間の小坂井(JR飯田線小坂井駅がもより駅)から分岐し、蒲郡を通り、平坂湊(西尾市)に至る道である。地図(Google Map)でルートを調べていて、何度も道を見失う。

 平坂湊は西尾市平坂町にあった。かつては西三河の水運の要所だったが、矢作川の河口付近は埋め立てられている。街道の終点の港があった場所を探す。「平坂港前」というバス停(平坂町丸山)があるが、わからない。

 今週の土日は高円寺びっくり大道芸開催。火を吹く人と高い所に吊るされて回る人と足に棒をつけて歩く人などを見る。高円寺図書館に行き、『週刊ベースボール』のバックナンバーを読み、街道の本を借りる。
 そのあと阿佐ケ谷散歩。南口のパールセンター商店街のカルディ、ココスナカムラで買物する。
 帰りは阿佐谷東公園を通り、桃園川緑道へ。阿佐谷東公園の隣の保育園に藤棚が見えた。阿佐ヶ谷神明宮の藤もそろそろ見頃か。藤を見るのは梅、桃、桜の次の楽しみになっている。