2025/01/31

今年もまた

 水曜、神保町。小諸そばで熟味噌うどん。わたしは小諸そばのうどんが好きで、年中、鳥からうどんを食べているのだが、たまに季節メニューも頼む。夜、代官町通りから麹町を経て四ツ谷駅まで歩く(このルートは東京スカイツリー、東京タワー、ドコモタワーを見ることができる)。四ツ谷駅の麹町口の手前にドコモタワーが見える場所があった。今まで気づかなかった。

 マンスーン著『無職、川、ブックオフ』(素粒社)。題が素晴らしい。文章も好み。外出時にすこしずつ読んでいる。

 もはや季節行事くらいの感覚になっている冬の低迷期が今年もやってきた。年によってその時期はズレるのだが、「大寒」(一月二十日)のあたりになると寝ても寝ても眠くて頭が回らない日が何日か続く。
 このブログでは「冬の底」と名づけ、記録してきた。
 昨年は「一月二十三日、二十四日、二十五日の三日間」がそうだった(二〇二四年一月二十九日「体内電池」)。一昨年は「一月十日」あたり(二〇二三年一月十二日「そういう日」)。

 今年は「一月二十六日、二十七日、二十八日」か。「冬の底」の時期は、睡眠時間がズレるだけでなく、ふだんの自分がそれほど苦労せずにできることが面倒になる。起きている間も寝ぼけている感じで、寝てばかりいるから一日があっという間に過ぎる。その分、春が近づいたとおもうことにする。