先月末、金沢在住のミュージシャン、杉野清隆さんのアルバム『ふらっと通り』発売記念ライブ(高円寺ペンギンハウス)に行く。
ここ数日、ずっと『メロウ』と『ふらっと通り』を交互に聴いていた。穏やかで滋味のあるアコースティックサウンドで、ぐったりしていることが多い身としては、こういう音楽があると助かる。
からだに音楽をたっぷりしみこませ、無駄を削ぎ落とし、絶妙に力を抜いているかんじが何ともいえない。
この二枚のCDジャケットは、山川直人さんが手掛けている。
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三月までは、腰痛にならないこと、酒を飲みすぎないことを目標に、ひたすら安全運転を心がけている。
順調にからだが鈍りまくる。一年を無事にのりきる方法を模索し続けた結果、今のような生活になった。
その間、歩行禅と瞑想の研究をする。
ごろごろしながら、須賀章雄著『貧乏暇あり 札幌古本屋日記』(論創社)を読む。
まんだらけの札幌店がオープンし、その社員アルバイトの情報知って、大山昇太(松本零士『男おいどん』)のコスプレ店員として雇ってもらう妄想をするところが琴線に触れた。
午前中に起きたり、夕方起きたり、起床時間がめっちゃくちゃなのもおもしろい(わたしもだが)。
本を読んでいるといろいろ読みたい本が出てくるのだが、本を買うためには本を減らさなければならない。そうしないと本の買い控え状態に陥り、気が滅入る。
今月中になんとかしたい。