2014/11/11

カレーと仕事

 先週末から、家にこもって仕事をしなければいけない状況になったので、カレーを作る。おなかが空いたら、すぐ食って、すぐ仕事だ。カレーを食って、コーヒーを飲んで、ひたすら仕事をする。

 日曜日は、十二球団合同トライアウトもあるので、仕事をしながら、その経過を追う。数時間ロス。しかし、気になるものは仕方がない。

 何度か終わらないかもしれないという不安がよぎりつつ、どうにかこうにか原稿を書き上げる。

 ライターの仕事は、週末と週明けにしめきりが集中する(わたしの場合)。週末のしめきりが間に合わなくて、週明けになることも多い。週末のしめきりが週明けになると、もともと週明けのしめきりにしわ寄せがくる。しわ寄せを防ぐ最善策は、週末のしめきりは週末で片づけることだ。週明けのしめきりを週中にズラすと、休みの日がなくなり、身も心もくたくたになる。
 そうすると次の週末のしめきりに支障が出る。だから、次善策は、週末の仕事と週明けの仕事を一気に全部片づけることだ。

 今回は次善策を採用し、カレーを食いすぎた。

 月曜日、久々に荻窪のささま書店に行く。天野忠『動物園の珍しい動物』(編集工房ノア、一九八九年刊)、山下洋輔『セッション・トーク』(冬樹社、一九七九年刊)などを買う。『セッション・トーク』は対談集だが、景山正夫の写真の頁は紙質がちがう。

 カレー以外のものが食いたくなり、荻窪駅前でたこ焼を買う。

『BOOK 5』の最新号「特集 名画座で、楽しむ。名画座を、愉しむ。」を読む。わたしも前号から「スポーツ本」の連載(イラストは松田友泉)をしている。この号では石井一久著『ゆるキャラのすすめ。』(幻冬舎)を紹介した。