2014/11/20

雑感

 時間がほしい。
 最近よくそうおもう。何かしたいというわけではなく、ただただのんびりするための時間がほしい。
 一日あるいは一週間という時間が細切れになって、それがだらだら続いているかんじがする。

 塩見直紀著『半農半Xという生き方 決定版』(ちくま文庫)を読む。あまりにもいろいろ考えさせられて、まとまった感想を書く余裕ない。
 単行本は二〇〇三年にソニー・マガジンズから出ている。十年ちょっと前の本だが、古びていないどころか、今こそ読まれるべき内容だとおもう。すこし前に、このブログで「半農半筆」という言葉をつかったのだけど、この本のことは知らなかった。

「半農半X」の「X」にあたる部分は人によってちがう。
 わたしは今月四十五歳になる。ここのところ東京での生活をあとどれくらい続けるのかということをずっと考えている。
 実行するかどうかは別にして、いくつか選択肢を増やしておきたい。
 最近、農業や釣りに興味が出てきたのも、それと無関係ではない。

 話は変わるけど、『フライの雑誌』の最新号(103号)が出た。特集は「すぐそこの島へ」。頁をめくるのがこんなにワクワクするのは久しぶりだ。

 行き詰まってくると、いつも島に行きたくなる。行き先は決めていないのだが、なぜか瀬戸内海だ。島に行って、とくに何もしない。そんな時間に憧れる。

 特集ではないが、この号でわたしも福田蘭童と石橋エータロー親子の釣りの話を書いた。

 わたしは釣りはほとんどしていないのに、フライの雑誌社の本が好きになった。
 とにかく釣りに人生を捧げる人たちの言葉が眩しかった。この雑誌を読むと、まだまだ自分は好きなことにたいするのめりこみ方が甘いなあという気持になる。

 それから上州屋八王子店で「フライの雑誌社フェア」(11月15日〜30日)が開催中だそうです。これは行きたい。