急に涼しくなる。肩がこる。気温の変化にからだがなじまない。毎日、睡眠時間がズレる。季節の変わり目にはよくある。
というわけで、睡眠と休息を優先した生活を送っている。
体力がないという自覚は子どものころからあった。
仕事を選ぶときも、そんなに稼げなくてもいい。時間さえあれば、自炊もできるし、電車に乗らずに歩けばいいから、お金もつかわなくてすむ。からだが楽なほうがいいとおもっていた。
そのせいか「若さがない」「やる気がない」「世の中をなめている」とよく怒られた。
今はそういうことをあまりいわれなくなった。十年、二十年と続けていれば、周囲の人が何といおうが、自分のやり方は自分に合っていたといえる。
疲れてくると判断が鈍る。同じ仕事量でも自分のペースでやるのとそうでないのとでは疲れ方がちがう。自分の時間が管理されるのはストレスになる。
疲れたらすぐ横になる。怠けながらのほうが、ずっと机に向かい続けるよりも仕事がはかどる。もちろん、こうしたやり方は共同作業には向かない。
働き方の選択肢はいろいろあっていいとおもうし、会社勤めよりフリーランスのほうが向いている人もいる(当然、逆も)。
仮に安定した職に就いていても不安になる人はなる。会社が倒産したり、リストラにあったりする可能性もある。何をやっていたとしても十年後、二十年後のことなんかわからない。
だから就職しなくてもいいという話ではないので誤解しないように。
仕事には向き不向きがある。自分が何に向いているかは時間をかけないとわからないが、不向きなことはすぐわかる。むしろ苦手なことがはっきりしている人のほうが、決断しやすい。
向き不向きの話はいずれまた。