2019/04/08

怠惰の技法

 日曜日、哲学堂公園に散歩。中野から新井薬師を通り、満開の桜を堪能する。哲学堂、久しぶりに行ったのだが、高低差があって面白い公園だ。花見客もほどよいかんじでのんびりできた。
 帰りは沼袋の氷川神社を通り、野方方面に歩いて高円寺に帰った。

◎今月、香川県高松市の本屋ルヌガンガで『古書古書話』(本の雑誌社)と『些末事研究』第四号の刊行記念の「怠惰の技法 創作の技法」というイベントを開催します。

日時 :4月21日(日) 19:30 – 21:00
場所 :高松市「本屋ルヌガンガ」 〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13
参加費:1500円(1ドリンク付) 
定員 :30名

『些末事研究』は創刊号から座談会に参加していて、仕事や生活のことなどを喋ってきた。今回のトークショーのテーマの「怠惰の技法 創作の技法」となっているが、わたしは常々、怠けたり、休んだりしないと仕事もうまくいかないとおもっていて、その考えが正しいと主張するつもりはないが、「労働時間の長さ」だけが評価される世の中はちょっと変だよなと……。

 わたしは就職したことはないが、一時期、一つの職場に長時間拘束されて、家に帰って寝るだけの生活を送ったことはある。疲れてミスをくりかえし、本を探す時間も読む時間もなく、人とも会う時間もなく、旅行もできず、やることなすことうまくいかなかった。
 自分がフリーランスという働き方を選んだのも時間がほしかったというのが大きな理由だ。

 何か企画を考えようとおもったら、一人の時間は必要だとおもうし、遊ばないとおもしろい(とおもう)ことが浮んでこない。自由業の場合も雑務はたくさんある。手を動かす時間だけでなく、いろいろなことを調べたり、考えたりする時間も必要だ。
 さらにいうと目先の仕事と関係ないことをする時間もほしい。そういう時間がないと次の仕事につながらない。

 仕事はいわゆる適性——向き不向きを重視したほうがいい。
 陸上でいえば、短距離と長距離でそれぞれ得意なタイプが分かれるように、仕事のやり方もそういうところがある。
 週五日コンスタントに働くことが合っている人もいれば、週三日くらい集中して働いて後はだらだらしたほうがいいという人もいるだろう。
 共同作業が得意な人、一人でこつこつ働くのが得意な人もいる。
 一日の労働時間にしても短距離型の人はけっこういるはずだ。わたしは三十分おきくらいに休憩しながら働くのが好きだ。

 どんな話をするかはまだ決めてないが、四十代で東京から高松に移住し、半農生活を送っている福田さんの話もいろいろ聞いてみたいと……。