2023/04/22

病み上がりの思索

 体調が悪化し、一週間くらい古本屋にも喫茶店にも行かず、寝たきり生活を送っていた。寝てばかりいたので、変な夢をたくさん見た。

 昨日すこし外出したら、半袖の人だらけ。わたしは長袖+ジャケットを着ていた。都内、日中の最高気温は二十七度だった(群馬は三十度以上のところもあったようだ)。

 中年太りという言葉があるが、年をとると体重が減るのも早い。数日寝込むと三、四キロ痩せる。体調は回復しても、気力や体力が戻るまでに四、五日かかる。

 一日二食か三食、肉と野菜のバランスのとれた食事をとり、ゆっくり寝る。好きな本を読む、好きな音楽を聴く。そういう時間を過ごせればよしとしたい。

 本を読んでいて、自分と似た考え方の人を知る。すると、自分はまちがってなかったと嬉しくなるのだが、自分もその人もおかしい可能性はけっこうある。

 体調不良は体のしんどさでなんとなくわかるが、思考の変調の自覚はむずかしい。基本はおかしいとおもいながら、生きていくほうがよいのかもしれない。