二十日、高円寺の古本酒場コクテイルで扉野良人さんの出版記念会(どんぐり宴会)をひらく。
呼びかけ人は、郡淳一郎さんと間奈美子さんとわたし。
午後七時すぎ、岡崎武志さんの乾杯の音頭でスタート。
店の奥に『佐藤泰志作品集』を発行したクレインの文さん、鶴見太郎さんがいた。文さんは、扉野さんが小学生か中学生のころからの知り合いだそうだ。
高橋信行さん、羽良多平吉さん、木村カナさん、トムズボックスの土井さん、西秋書店さんら次々と登場する。
それからBOOKONNの中嶋さんはこの日のために、ゴールデンウィークあたりからずっと高円寺のわたしの仕事部屋に滞在していた(滞在費はヤフオクで捻出)。
柳瀬徹さんがきて「元カリスマ書店員の……」と知人に紹介すると、「そのいい方はやめてください」といわれる。柳瀬さんと扉野さんとわたしは[書評]のメルマガの「全著快読」の連載仲間でいっしょに京都で飲んだこともある。
何年か前に大阪で扉野さんといっしょに飲んだ森山裕之さん(たしか、そのときわたしは大阪の前田君の自宅に泊めてもらった)も来てくれた。今度ゆっくり飲みましょう。
ちょうちょぼっこの福島さん、海月書林さんともひさしぶりに会う。
店の外には坪内祐三さん、南陀楼綾繁さん、古書現世の向井さん、立石書店の岡島さん、わめぞ絵姫、未來社のAさん、紀伊国屋書店のOさん。東川端三丁目さんとははじめてしゃべった。東川端さんは退屈君に声をかけてもらったのだ。
担当編集者の中川六平さん、近代ナリコさん、畠中理恵子さんの話があって、午後十時前ごろ、手廻しオルガンのオグラさんが歌い、そのあとオグラさんがギターを弾き、浅生ハルミンさんが「月の砂漠」(しかも替え歌)を歌う。
四月に京都の「まほろば」でライブをやったときに扉野さん家のお寺にいっしょに泊った『ロマンスカー』の前野健太さん、来月「まほろば」でライブ予定の『カンカラソング』の岡大介さんの歌……のあたりで酔いがまわりはじめる。
『足稲拾遺物語』の編者の高橋信行と郡淳一郎さんからどんぐり(まつぼっくり?)の彫像をプレゼントされ、扉野さんも満面の笑みだった。
狩野さん、てんてこまいだったとおもいます。ありがとうございます。
今、古本酒場コクテイルでは、ワタベテッサンさん(http://w-tessin.web.infoseek.co.jp/title.html)の個展「アルコールカーニバル」が開催中(六月十八日まで)です。