2010/05/10

京都と仙台で

 日曜日、歩いて中野に行く。
 まんだらけでブロンズ社の『もうひとつの劇画世界 あすなひろし集 心中ゲーム』(一九七三年刊)を買う。装丁が羽良多平吉さんだったとは。「もうひとつの劇画世界」はハードカバーのシリーズ。巻末の刊行予定には永島慎二や松本零士の名前も……わたしは見たことがないが。
 古書うつつに行くと、田中小実昌の『ひとりよがりの人魚』(文藝春秋、一九七九年刊)がある。千円台だったら、ほしいなとおもっていたら、千五百円。
 田中小実昌、古本屋に並んでいてほしい作家なのだが、ほんとうに見なくなった。
 当り前のことだけど、古本屋通いの時間が減ると、いい本が買えなくなる。最近、そのことを痛感している。誰も興味がなくて、自分だけがおもしろいとおもっている作家なんてほとんどいない。

 田中小実昌もそうだが、梅崎春生も見なくなった。本がないから見ないのか、すぐ売れるから見ないのか。たぶん後者ではないかとおもう。

 帰りにサンモールの入口付近の総菜屋でイカメシを買う。

 来月、京都の古本イベントに参加することになった。二月くらいに話を聞いて、その後、すっかり忘れていたら、ますますおもしろそうな企画になっていて驚いた。

・叡山電車×左京ワンダーランド
特別企画「風博士と行く一箱古本列車 inエイデン号」
【日時】2010年6月13日(日)
 13:00〜15:00 15:30〜17:30(2回運行)
【会場】叡山電車(2両編成) 出町柳駅→八瀬比叡山口駅(約1時間半停車)→出町柳駅
                  *
 翌週には、Book! Book! Sendai 2010 の「一箱古本市」も開催。こちらも参加する予定です。
【日時】6月19日(土)
 11:00〜17:00
【会場】サンモール一番町商店街
                  *
 『spin』七号の特集は「ブックイベントのたのしみ」。
 巻頭に昨年十二月に神戸の海文堂書店で開催された南陀楼綾繁著『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)の刊行記念トークショーが収録されている。
 出演者は、南陀楼綾繁さん、石川あき子さん(Calo Bookshop & Cafe)、それから貸本喫茶ちょうちょぼっこの郷田貴子さん、真治彩さん、次田史季さん。

……読んでいて、何度も笑いました。