2017/11/21

ミケシュのこと

 週末しめきりの仕事がもたついてしまい、週明けに。仕事の合間、肉や野菜の冷凍作業に励む(小分けにして凍らせる)。この作業をしておくと、料理が楽なのだ。この方式を何とか仕事にも応用できないものか。

 集英社の『kotoba』の特集「わが理想の本棚」を読んでいたら、ピーター・バラカンが、ジョージ・ミケシュの『How To Be A Brit』(イギリス人になる方法)を「皮肉とユーモアにあふれた10冊」の中の一冊にあげていた。

《ジョージ・ミケシュはすごく皮肉のきいた面白い文章を書く人です》

《イギリス人のどうしようもないところや、恥ずかしいところをうまく観察して面白おかしくエッセイにしています》

 わたしがジョージ・ミケシュを知ったのは、浅倉久志編・訳『ユーモア・スケッチ傑作展』(全三巻、早川書房)だった。『ユーモア・スケッチ傑作展』は一九七八年八月、『傑作展2』が一九八〇年八月、『傑作展3』が一九八三年二月に刊行されている。ほかにも浅倉久志編・訳『すべてはイブからはじまった ユーモア・スケッチブック』(早川書房、一九九一年)もある。『傑作展2』にミケシュの「英国人入門」が入っている(浅倉久志編・訳『忘れられたバッハ ユーモア・スケッチ絶倒篇』ハヤカワ文庫にも所収)。

《大陸の人間は敏感で怒りっぽい。英国人はあらゆる物事を洗練されたユーモアのセンスでうけとめる——彼らが腹を立てるのは、おまえにはユーモアのセンスがない、といわれたときだけだ》(英国人入門)

 ミケシュの邦訳本では、『没落のすすめ 「英国病」讃歌』(倉谷直臣=訳編、講談社現代新書、一九七八年)、『ふだん着のアーサー・ケストラー』(小野寺健訳、晶文社、一九八六年)がおすすめだ。