南口エトアール商店街、雪の結晶の電飾(星の形もある)。エトアール(エトワール)はフランス語で星の意味。花形スターみたいな意味もある。エトアール商店街、夏の提灯もいい。夜の散歩コース。ついでに西友で買物する。
中通り商店街はミュージックストリート(土・日二日間)が開催中。散歩中に見る。茶処つきじでほうじ茶を買う。純情商店街の提灯もいい。
九日(土)の昼、コタツ布団をセットする。電源を入れる。あたたか。ちなみに七日(木)の深夜、飲み屋に出かける前、長袖のヒートテックを着た。貼るカイロはまだつかっていないけど、冬が近づいている。
手と足が冷えやすい(いわゆる末端冷え性)。手の指が冷えると原稿が書けない。三年前の十一月に神経痛になって以来、体の冷えには用心しまくっている。
大病や大怪我をしたわけではないが、五十歳以降、身の処し方が安全第一主義になっている。散歩したり、電車やバスに乗ったり、本を読んだり、酒を飲んだり、これまで当たり前におもっていたことが、そうではないと知った。健康だからできるのだ。前は店に三、四時間居座って飲み続けてしまうことがよくあったが、今は閉店一時間前くらいに行き、さくっと帰る(深酒予防)。ウイスキーを飲んだ翌日、神経痛の手前の症状が出るようになり、ビール、ウォッカ、その他、いろいろ試したが、飲みすぎなければいいということがわかった。好きな酒が飲めるように体調を整える。よく歩き、よく寝る。体を冷やさない。あと自分の調子のいいときの体重より増えれば減らし、減れば増やす。
尾崎一雄の「歩きたい」という小説が好きで、しょっちゅう読み返している。この小説は低迷の底を脱しかけている時期に書いたのではないか。そんな気がする。「冬眠居」の尾崎一雄もそうだが、わたしは寒がりの作家が好きになる傾向がある。古山高麗雄もそう。
今年も冬を乗りきることが目標である。