倉敷に行ってきた。蟲文庫で知久寿焼さんのライブ。独特の、不思議な詞とメロディを本に囲まれた空間で聴くというのは、たまらんでした。
打ち上げも楽しく、あっという間に時間がすぎる。
酔っぱらい運転(自転車)で駅前のビジネスホテルに帰る途中で道に迷う(約二十分)。コンビニの店員がものすごく親切に駅までの道順を教えてくれる。
カメラマンの藤井豊くんと会い、翌日(日曜日)、高松に行く。宇野から高松までフェリー片道三百九十円。このフェリーが廃止になるかもしれないという。もったいない。
高松から琴電に乗って、商店街(シャッターがしまっている店多し)をぶらぶらして、さぬきうどんを食い、讃州堂書店に寄る。地元の喫茶店を探すが、「ガストくらいしかない」といわれる。
帰りは船ではなくJRで岡山に戻る。岡山から大阪に行って、ちょうちょぼっこに寄る。ブックオフに寄って、梅田のサンルートに(リニューアル記念かなんかで安くなっていた)。
月曜、正月に三重に帰ることができなかったので、難波から近鉄で鈴鹿に行くつもりだったが、その前に京都に行く。阪急で河原町まで行って、六曜社に寄って、出町柳でレンタサイクルを借りて、恵文社一乗寺店、ガケ書房、善行堂をかけあしでまわる。
思文閣の地下の店で鍋焼きうどん(わたしの理想の鍋焼うどん。いたって普通の味)を食う。
京都滞在二時間半というのは最短記録かもしれない。
京阪、近鉄を乗りついで帰省する。
鈴鹿は不況らしく、ブラジル人がたくさん国に帰ってしまって、アパートやマンションがガラガラだという話を聞く。親の住んでいるマンションもあちこち不具合が出ている(なかなかお湯がでないとか)。
ここ数年、親元に帰るたびに、新たな親族関係の謎を知ることになる。昨年亡くなった母方の祖母のところにいた謎のおばあさんが、祖父(大工・あまり仕事をしない人だったらしい)の乳母だったという事実が判明する。父方のほうにはいとこで編集者(漫画関係?)がいることも知った。
周辺の県道はチェーン店銀座と化している。「まさかこんなところに」とおもっていたブックカフェらしき喫茶店はなくなっていた。そのあと焼肉屋か焼鳥屋になりそう。
ベルシティ(ショッピングモール)のブックオフに行く。ドトールに買ったばかりの本を忘れる。取りに戻ったら、そのまま座席の上に置いてあった。
鈴鹿ハンターで福助のあられとコーミソースを買う。財布の中を見たら、帰りの電車賃が足りないことに気づき、年金生活をしている親から金を借りることに……。
夕方、名古屋に出る。エスカ(地下街)で格安チケットを買い、すがきやのラーメンを食って東京に帰る。
三泊四日で八万歩くらい歩いた。
これから仕事をせねばならぬのだが眠い。