2010/03/04

近況

 気がつけば、三月。
 ちょっと油断して背中に貼るカイロをつけていなかったら、腰痛の二、三手前の兆候が出る。からだを冷すとすぐこれだ。無理をせず、おじいさんのようにゆっくり動くしかない。

 月末しめきりの『小説すばる』と『ちくま』の原稿が一段落して、ちょっと気がぬける。
『小説すばる』は、先月亡くなった浅倉久志さんの編訳した『ユーモア・スケッチ傑作展』(全三巻・早川書房)を紹介した。
 あらためて浅倉さんの文章はいいとおもった。読みやすいだけでなく、ひっかかりもある。
『ちくま』でも『ユーモア・スケッチ傑作展』に出てくるハンガリー出身で英国に帰化した作家の本について書いた。

 今週末(六日・七日)の「外市」に出品する本の集荷にきてもらう。
 そのあと来週、発送予定のブックマーク・ナゴヤのリブロの大古本市の本の値段付する。

 昨日夕方、神保町に行った。
 畠中さんが東京堂書店の三階からふくろう店に移る応援イベントとして、石田千さんが今月のはじめから六日間店長(〜三月六日)をしている。

 買おうとおもっていた本を何冊か畠中さんにいうと、ふくろう店ではなく、本店にあることがわかり、取りにいってもらった。
 畠中さんが書肆アクセスにいたころ、しょっちゅう店にない本をあちこちに問いあわせて探してもらったことをおもいだした。

 神田伯剌西爾でマンデリン。家に帰って、先日高松で買ったうどん(乾メン)を作る。同じ商店街で「混合だし」というのも買ったのだが、とにかく、うまい。しかも、安かった。どうしてもっと買ってこなかったのかと後悔する。