2019/03/14

まず休む

 四十代最後の確定申告。学生時代からずっとやってきたことだが、慣れない。
 昼前に行ったが、あまり並ばずにすんだ。昨年も同じ日の午前中に行ったが、けっこう並んだ記憶がある。
 さすがに杉並税務署(阿佐ヶ谷)からの帰り道は迷わなくなった。北に向かって青梅街道を目指せばいいのだが、なぜか途中で南の方向に歩いてしまうことがよくあった。阿佐ヶ谷は方向感覚がおかしくなる道がところどころある。

 四十代の十年(あとすこし残っているが)——早かった気がする。老眼が進むのも早い。高校時代から近眼だったが、本を読んだり字を書いたりするのに眼鏡が邪魔になる日が来るとはおもわなかった。いっぽう疲労の回復は遅くなった。

 五十歳を前にしておもうのは、お金より時間のほうが大事だということだ。生活苦に陥るのは困るが、時間があれば、そんなにお金をかけずにのんびりすることができる。急ぎ足だと楽しいこと(読書や旅行)ですら、つらくなることもある。
 中年になると、疲れをとるのに時間がかかる。わたしは暇がなくなると気持が荒んでくる。疲れがたまると、ちょっとしたことで苛々してしまう。
 そうならないためにはぐだぐだ、だらだらする時間が必要なのである。

 仕事にしても生活にしても、あんまり先のことは考えず、一日一日楽しくすごせればそれでいいやとおもっているのだが、疲れてくると、将来を悲観しがちになる。そういうときにあれこれ考えてもすぐ行き詰まる。
 まず休んで、ゆっくり寝て、これからどうするか考えることにする。