電車やラーメン屋、立ち食い蕎麦のカウンターでけっこう席が空いているのに隣に座ってくる人のことを「トナラー」というらしい(インターネットで知った)。
駐車場がガラガラにもかかわらず、隣に車を駐めてくる人も含まれるようだ。
三人掛けの席で最初は三人座っていて、途中で端の人が降りる。そのまま端が空いたのに、ずっと真ん中の席を動かない。三人席で両端が空いてもずっと真ん中から動かない人もいる。二人組が来て「つめてもらえますか?」といわれてやっと動く。
最初は混んでいて途中で人がたくさん降りて空席ができる。それでもつり革につかまった人が自分の前で立ち続けているのも居心地がわるい。
この不動の人を表すいい言葉はないかと考えていたのだけど、おもいつかない。
子どものころからそういうことに敏感な人もいれば、大人になってもずっと気づかないままの人もいる。
わたしも二十代半ばすぎまで、あまり気にしてなかった。後から来る人のためにエレベーターのボタンを「開」ボタンを押し続けるとかドアをおさえるといったことはいつ学ぶのか。