2021/04/17

バスの話

 月曜日、午前中に目が覚めたので高円寺から赤羽行きのバスに乗り、羽沢(西武有楽町線の新桜台駅のすぐそば)で下車する。それにしてもバスの停留所の名前はわかりにくい。
 先月、バスで王子行のバスに乗り、環七を見ていて新桜台駅を通ることを知った。新桜台なら西武池袋線の江古田駅までも徒歩数分だ。
 江古田でオープンしたばかりの古本屋(snowdrop)に寄り、江古田の森公園を散策し、新井薬師を通り、中野へ。地図は持ってなかったが、だいたい南に向かって歩けばどうにかなる。途中、方向感覚がおかしくなって西のほうに歩いていた。これからは都内の散歩でもオイルコンパスを持ち歩くことにする。

 火曜日、確定申告。杉並税務署のち五日市街道を歩いて高円寺に帰る。新高円寺(中野)から吉祥寺に行きのバスがあり、五日市街道を通る。途中、小さな弁当&惣菜屋さんで唐揚げを買う。五日市街道、コープ、サミットなどのスーパーだけでなく、個人営業店がけっこうある。

 泉麻人著、なかむらるみ絵『大東京 のらりくらりバス遊覧』(東京新聞)を読むと、吉祥寺駅から西武バスで新座栄や成増駅、小田急バスで深大寺のルートが面白そう。同書は二月に続編が出たばかり。バス+徒歩の選択肢が増えれば、行動範囲が拡がる。

 旅に出て、電車の駅から目当の街道まで三、四キロ歩かないと行けないときがある。徒歩だと往復二時間くらいかかる。街道まではバスで行きたい。しかし知らない土地だとバスがどこを通るのかわからない。
 急ぐ旅ではないので適当に乗って気が向いたところで降りてそこから歩けばいいのだが、行く先のわからないバスに乗るのは不安だ。たぶん慣れだろう。