2021/04/26

つくづく別冊

 毎日、寒暖差が厳しい。安静というか、週末のんびり過ごす。体調の管理は自分に合ったものでないと意味がない。日々の食事、適度な運動、休息……。野菜中心の食事で調子がよくなる人もいれば、肉をがっつり食うと元気になる人もいる。街道を歩くときは、朝抜いて、昼おにぎり一個くらいですまし、空腹のまま歩くことが多い。満腹だと体が重くなる。

 金井悟(タオル)さんが編集している『つくづく別冊 特集 友だちと互助会』が届く。いい出来だ。脱帽。創刊以来「雑誌とは何か?」を問い、様々な実験と迷走を経て、いい感じに力抜けたのかもしれない。この号は読者がずっと手元に残したい雑誌になったんじゃないかな。

 今年の1月末に北品川のKAIDO book&coffeeで金井さんとカメラマンの木原基行さんとの座談会に参加した。もともと昨年の秋、長野の街道を歩こう——という計画を立て、日程もほぼ決まりかけていたのだが、都内の新型コロナの感染者数の激増で延期になった。
 その代案として品川宿の散策を提案して……。行きあたりばったりなのも雑誌の醍醐味ですね。

 執筆、対談や座談会の参加時はバラバラだった『ウィッチンケア』『隣町珈琲の本 mal"』『別冊つくづく』の三誌がこの四月に出た。もうしばらくすると高松在住の福田賢治さんが編集している『些末事研究』というミニコミも出る。

 上記の雑誌を全部読んだという人は何人くらいいるのだろう。いずれにせよ、相当風変わりな人だろう。