八日昼すぎ、ヤクルトの二軍情報(コーチ、選手に新型コロナの感染者が出た)を調べようと野球関係のサイトを見ていたら、奈良で選挙の応援中の安倍元総理が銃撃されたニュースを知る。
夕方、遠方より来たる友と高円寺で待ち合わせ。夜、近所の店で飲む約束をして自宅に戻る。牛丼を作る。
翌日やや二日酔い。昼前、西部古書会館。『文学のある風景・隅田川』(東京近代文学博物館、一九九三年)、『サライ』(一九九四年四月二十一日号)——特集「今も残る街道の名物料理 東海道五十三次食べ物語」などを買う。九〇年代の雑誌がけっこうあった。
『文学のある風景・隅田川』はところどころコラムが入っている。執筆陣は吉村昭、杉本章子、増田みず子、木の実ナナ、小沢昭一、永六輔、河竹登志夫、川本三郎、森田誠吾、吉本隆明。千住や向島や浅草などの文学地図もありがたい。川歩きのさい、地図の頁だけコピーして持っていきたい。
『サライ』の特集、鞠子のとろろ汁、藤枝の染め飯、桑名の焼き蛤などが紹介されていて、東海道双六、浮世絵などの図版も充実している。左頁の左上の角に鉄道の路線図っぽい図案で宿場町が並んでいる。『サライ』のデザイン、ちょこちょこ遊びがあって面白い。取材・文は鹿熊勤、塙ちと、野村麻里。鹿熊勤は「かくまつとむ」名義のほうがわかりやすいか。
神宮のナイター、ヤクルト対阪神戦が中止になる。ラーメンを作る。