2009/01/25

アホエク

 金曜日、仕事で神保町。信号のところでディスクユニオンの人とばったり会う。この日、ちょうど前野健太のセカンドアルバム『さみしいだけ』が届いたばかりだった。
 見本版(チラシにコメントを書くためにもらった)のときから聞き込んでいるけど、まったく飽きない。一生ものです。年末、前野さんに「鴨川」という曲がよかったといったつもりが、わたしはずっと「下鴨」「下鴨」といっていたらしい。

 夕方、お台場で開催された中嶋大介さんのアホアホ本のイベントに行く。
 途中、東京駅の八重洲古書館に寄る。菅原克己の『一つの机』、『遠い城』(いずれも西田書店)を買う。『遠い城』は創樹社版は持っているのだが、西田書店版には、単行本未収録のエッセイが収録されていることを池袋往来座の瀬戸さんに教えてもらったばかりだった。

 アホアホ本イベントの会場は、ゼップ東京の二階。ゆりかもめに乗る。未来に来たかんじがする。
 ふだんの古本イベントとはまったくちがう客層で、若いカップルが多くて驚いた。コンビニ本、セーターの本、エロアホ本など、出演者三人それぞれ独自の視点で選んだ本を紹介してゆく。テンポよく、一分、数十秒おきに笑いが起っていた。vol.2、vol.3とシリーズ化していきたいという話も出た。

 なんかしらんけど、クジに当たって、飲食代が無料になった。
 会場内に古本販売スペースで『みうらじゅんのみうジャン』(PARCO出版、一九八五年刊)を買う。おまけしてもらった。
東京テレポート駅からりんかい線で帰る。はじめて乗った。