……光文社古典新訳文庫の続刊案内を見ていたら、『傍迷惑な人々 サーバー短篇集』(芹澤恵訳)が八月刊行予定になっていた。これは読みたい。
《幼い頃から不器用で、工作は苦手、車もエンストばかり……「なんでも壊す男」。思わず笑ってしまう自作イラストを大真面目に分析する「本棚のうえの女」。個性豊かでおかしな家族に鍛えられた作家本人のもとになぜか集まる“ちょっと変わった人たち”を描いた「傍迷惑な人々」。夢の中でだけ名外科医、空軍の勇士、賭博師、西部劇のヒーローなど、さまざまな英雄になる出版社勤務の気の弱い青年が主人公で、ダニー・ケイが主演した『虹を掴む男』の原作など、味のあるイラストとユーモアたっぷりな絶品短篇集》
ジェイムズ・サーバーもそうだけど、海外のユーモア短篇をもっと翻訳してほしい。
E・B・ホワイトは無理かなあ。出たらぜったい買うけど。