web本の雑誌で連載の「街道文学館」の第二回が更新——。
(http://www.webdoku.jp/column/gyorai_kaidou/)
ここ最近、ブログで街道の話ばかり書いていたが、連載がはじまってどうしたものかと悩む。旅の日程、ペース配分もむずかしい。
もうすこし行き先をしぼり、ひとつの町に時間をかけたほうがいいのかもしれない。
月一回くらいのペースで東京(高円寺)と三重(鈴鹿)を行き来する生活を送る中、この移動を利用して何かできないかと考えていた。
その答えが街道の研究だった。その答えが正しいかどうかはわからない。移動しながら、知らないことを知り、わからないことを考える。行きと帰りで考え方が変わるかもしれないし、途中で飽きるかもしれない。
まだどんな形になるのか、着地するのか見えていない。東京と地方、ふたつの場所からものを考える楽しさみたいなものはかんじている。東京の「当たり前」と地方の「当たり前」はちがう。その土地その土地で暮らし方もちがう。
歴史を遡ると、さらに多様な暮らし方が見えて……きそうな気がする。
今はそういうことがおもしろい。