2018/11/03

「街道文学館」開館

 夕方四時半起床。西部古書会館で図録数冊。
 前日は神田の古本まつりで筑摩書房の江戸時代図誌の未入手の巻、広重の図録などを買う。最近、大判の本ばかり買っている。

 web本の雑誌で「街道文学館」という連載がはじまりました。
http://www.webdoku.jp/column/gyorai_kaidou/

 十月中旬くらいにスタートする予定が、いろいろあって十一月になった。「日常学事始」以来のweb連載(月二回更新の予定)。一回あたりの分量は大雑把に書けるだけ書いていこうとおもっている。内容もなるべく雑多に、街道の話だけでなく、文学や漫画の話なども盛り込んでいくつもりである。
 四十代半ばすぎから、東京と郷里の三重を行き来する生活を送ることになって「何かできないか」ということをぼんやり考えていた。
 東海道の本からはじまり、中山道、甲州街道(甲州道中)と街道のことを徐々に知るうちに、どんどんおもしろくなってきた。日々、行きたい場所、読みたい本が増えていく。時間がいくらあっても足りない。

 もうすこし準備してから連載をはじめるつもりだったのだが、たぶん、街道初心者だからこその「驚き」みたいなものは今しか書けない気がしている。