2010/07/24

文壇高円寺古書部フェア

 仙台のbook cafe 火星の庭で「活字と自活」出版記念——文壇高円寺古書部フェア(七月二十二日〜八月二十四日)を開催中。

・book cafe 火星の庭  〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F

・営業時間:11時〜20時 (日・祝日は19時まで) 定休日/毎週火曜・水曜 

 二〇〇八年七月に「古本の森文学採集」という企画のさい、古本を販売させてもらうようになって早二年。以来、仙台に頻繁に通っている。東京から新幹線だと一時間半。駅をおりた途端、ふと疲れがとれる気がする。からだが軽くなる。なぜかよく眠れる。最初は気候が合っているのかとおもったが、たぶん、それだけではない。

 ふだん不必要に緊張して生きているのだろう。ただ道を歩いているだけでも、人とぶつからないように気をつける。距離をとる。人の流れに自分を合わせる。無意識のうちにそうしている。それほど人口が過密ではないところに行けば楽かといえば、今度は、生活環境がちがいすぎて、別の緊張が生じる。

 仙台は都会だが、東京ほどの過密さがなく、のんびりしている。歩道(並木もきれいだ)が広い。飲み屋がいっぱいあって、食べ物もうまい。ほんとうにいいところだとおもった。というわけで、文壇高円寺古書部フェアの最終日に合わせて仙台に行きます。期間中、補充もどんどん送ります。よろしくおねがいします。