水曜日、昼三時ごろ、地下鉄(東西線)に乗ったら車両に自分を含めて四人だけ。窓も開いている。三省堂書店はこの日から休み。東京堂書店は十一日から土日祝が休みで、平日のみ(十一時~十七時の営業)。
書泉グランデも土日祝が臨時休業で平日のみ(十一時~十八時)と告知していた。
土曜日、西部古書会館の大均一祭も中止。
クイック・ジャパン・ウェブ「半隠居遅報」の「自粛と言わず『自宅充電』と呼ぶ。今の最善手とは」更新。https://qjweb.jp/journal/14554/
わたしは不安が高まると思考が萎縮しがちなる。山田風太郎のような思索のスケールが大きい、達観した人の文章が読みたくなる。
《予想というものは、一般に希望の別名であることが多い。希望とは自分の利益となる空想である》(『戦中派不戦日記』)
というわけで、わたしの予想というか希望というか空想を述べさせてもらう。
すこし先の未来は今よりいい世の中になるはずだ……とおもっている。
高度経済成長期の大公害のあと——数十年の歳月を経て、多くの町の空気や河川の水がきれいになったように。
この先、体調不良のときに休みやすい社会になるとおもう。
できれば閉塞感のない、風通しのよい町が増えてほしいと願いたい。
移動欲が疼くが、とりあえず五月の連休明けくらいまでは静かに暮らす予定だ。