2018/07/18

猛暑日

 土曜日、夕方、中野の郵便局。桃園川緑道を歩いて高円寺に帰る。木陰があるせいか、少し涼しい。小猫がいっぱいいた。桃園川緑道は暗渠で、途中、古い橋の跡がたくさんある。

 日曜日、西部古書会館、大均一祭二日目(全品百円)。十三冊。ウイングス「ハイ・ハイ・ハイ」のシングルレコード買う。「ハイ・ハイ・ハイ」のシングルはジャケ裏返しバージョン(ポールが右利きになっている)が珍品として有名だが、今回買ったのは普通のバージョン。散歩用(?)の地図も買った。

 大均一祭三日目(全品五十円)。十七冊。この日の収穫は『歌川広重没後一三〇年 木曾街道六十九次展』(リッカー美術館、一九八八年)。入場券の半券もはさまっていた。ちょっと嬉しい。
 今年は広重没後一六〇年。広重の絵を見ていると、行きたい場所があちこちに出てくる。「東海道五十三次」と「六十余州名所図会」の図録もほしくなる。

 江戸以前は東海道よりも木曾街道(中山道)のほうが利用者が多かったという話を読んだことがある。東海道は、大井川や安倍川が難所(水が増すと通れなくなる)だった。中山道では、塩尻が気になっている。JR東日本と東海の境目あたり。昔は交通の要所で太平洋側と日本海側から馬や牛で塩を運んでいたらしい。塩尻は中山道と甲州街道の合流地の下諏訪とも近い。
 東京と三重を行き来するさいには東海道や中山道の通りすぎてきた場所になるべく寄りたい。

 二日で三十冊(レコード一枚も含む)も買うのは久しぶりだ。二千円ちょっとだが。