水曜日、神保町、神田伯剌西爾、マンデリン。古本屋をまわる。
家に帰ると金井タオルさん編集の『月刊つくづく』一月号が届いていた。ホチキスで止めた手作り冊子。定価百円。金井さん、この三年間ひたすらミニコミを作り続けている。わたしはこの号で金井さんの雑談の相手をした。
以前、金井さんにインタビューしてもらったこともあるのだが、こちらが言いよどんでも、うまく拾ってくれるので、すごく話しやすかった記憶がある。
今回の雑談は高円寺の喫茶店で一時間くらい。そのあとのほうがいっぱい喋った。終電、間に合ったのか。
年が明け、(完全に自分のせいで)止まっていた仕事にとりかかりはじめる。本調子になるまで待っていたら何も進まない。一歩ずつやるしかない。わかっていても、いや、言い訳はよそう。とりあえず、作業のための時間を作る。どのくらいで形になるか、量は足りているのか、ゴールがぼんやりとでも見えるところまで行ければどうにかなる。まだ何も見えない。