昨日、福岡から帰ってきて、今日は午前中から洗濯、掃除と家事をこなし、昼から神田古本まつりに行く。平日だと、人もそんなに多くなくて、ゆっくり本の中身をチェックしながら買える。
二十六日から二十八日までの古書会館の即売展のほうは見れなかったけど、青空掘り出し市の品ぞろえは例年と比べていいような気がした。秋山清の『自由おんな論争 高群逸枝のアナキズム』(思想の科学社、一九七三年刊)の署名本が四百円で売っていた。ひょっとしたらたくさん客が来たとおもわれる日曜日の翌日の月曜日は狙い目なのかもしれない。
神保町でも携帯電話で値段を調べながら古本を買う若い人も増えた。あんまりいい気分ではない。ある店の均一は本を上下に積んでいるから、底のほうの本も見たかったのだが、携帯セドリ君がなかなか場所をゆずってくれない。ちょっと興ざめ。
途中、神田伯剌西爾(ぶらじる)でコーヒーを飲む。そうそう、このあいだまでずっと「伯剌西爾」を「伯刺西爾」と書いていた。「剌・ラツ」(正)と「刺・シ」(誤)なのだけど、パソコンの字が読みにくくて自分では判読できない。
まもなく池袋往来座の第5回「外市」がはじまります。わたしも参加します。今回は本と手作りのアクリルたわしを販売。値段は二百円。洗剤なしでもきれいに落ちるし、スポンジたわしよりもずっと長持します。限定十個。早いもの勝ち。
古本の値段つけはこれから。今回のメインゲストは吉祥寺の古本屋さん。前回の西荻窪につづいて「おに吉」と「わめぞ」の夢の共演です。あと中央線沿線からは友人のインチキ手廻しオルガンのオグラさん(元・青ジャージ、800ランプ)も、CD、豆太郎グッズ、手づくりの絵本などを出品する予定。さっき電話したら「何もせずに寝てばっかだよ」といってました。『オグラBOX 3枚組』(MIDI Creative)、売れるといいなあ。
第5回 古書往来座外市〜吉祥寺より愛をこめて〜 約25名参加、往来座の外壁にズラリ2000冊! 雑貨、ガラクタも販売。包丁研ぎの実演もあり。
■日時 11月3日(土)〜4日(日) 3日⇒11:00〜20:00(往来座も同様) 4日⇒11:00〜17:00(往来座は22:00まで)
■雨天決行(一部店内に移動します) ■会場 古書往来座 外スペース(池袋ジュンク堂から徒歩5分) 東京都豊島区南池袋3丁目8-1ニックハイム南池袋1階
▼メインゲスト 藤井書店(吉祥寺)、百年(吉祥寺)、バサラブックス(吉祥寺)
▼スペシャルゲスト 嫌記箱(塩山芳明)、古本けものみち(内澤旬子&南陀楼綾繁)、ハルミン古書センター(浅生ハルミン)、文壇高円寺(荻原魚雷)、伴健人商店(晩鮭亭)、ふぉっくす舎、不思議(はてな・千駄木)、やまねこ書店他、お客様オールスターズ(朝/Y‘s/おんじょろ)
▼わめぞオールスターズ 古書往来座(雑司が谷)、立石書店(早稲田)、m.r.factory(武藤良子)、旅猫雑貨店(雑司が谷)、リコシェ(雑司が谷)、kika zakka(ベトナム雑貨・雑司が谷)、ブックギャラリーポポタム(目白)、貝の小鳥、琉璃屋コレクション(目白)、版画製作・展覧会企画 ぶくぶっくす(「buku」・池袋)、退屈男(名誉わめぞ民)、
▼「本」だけじゃないのです! 刃研ぎ堂(包丁研ぎ)、古陶・古美術 上り屋敷(会場では特選ガラクタを販売)、オグラ(手廻しオルガンミュージシャン・雑貨、小物販売)、こまものや(小物=バッヂ、コースターなど販売)
■主催・古書往来座 ■協賛・わめぞ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/