……平尾誠二著『理不尽に勝つ』(PHP研究所)を読んでいて、「クリティカル・モーメント」という言葉を知った。
ラグビーなどのスポーツで「勝敗を分けるような重要な一瞬」という意味。ものすごく不利な局面を一瞬でひっくり返したり、逆にほんのちょっとしたミスで逆転されたり、勝負の世界にはそんな「クリティカル・モーメント」がある。
平尾誠二によると、「イギリス人は、この瞬間を見極めるのがとてもうまい。というか、どの瞬間、場面がそれなのか感覚的にわかる」らしい。
一瞬の判断、あるいは行動が、勝敗を分ける。それを見極める感覚は、常日頃から一瞬一瞬を大切にしていないと身につかない。
またこの本の中で、日本の選手の「クリティカル・モーメント」の感覚が鈍っているのは、対戦相手のデータを分析し、事前のシュミレーションをしすぎているせいではないかと疑問を投げかけている。
データや情報が大切なことはいうまでもないが、シュミレーションを重視し、監督やコーチの指示に従うだけでなく、ゲームの流れを見極めながら、選手たちは自らの判断でゲームを進めなくてはならない。
でもそういう判断ができない選手が増えている。
《あまりに安全、確実を求め過ぎて、選手がチャレンジする気持ちや冒険心を奪っているのではないかと……》
一瞬の判断(決断)が、一試合の勝敗だけでなく、その後の人生にとっても大きな分かれ道になることもある。
いかにして「クリティカル・モーメント」の見極めるか。
この感覚については、もうすこし考えてみたい。
2012/05/25
2012/05/21
2012/05/14
五月病
……ここのところ、ずっと低迷している気がする。
ひとつは好奇心の衰え。年齢のせいもあるかもしれないけど、本を読んでも、音楽を聴いていても、なかなか没頭できず、心おどることも少なくなっている。
体力や気力を回復するためという名目の休息時間ばかりが長くなっているかんじだ。
昔から「五月病」という言葉がある。新しい環境に適応できず、強いストレスを感じたり、無気力になったりする症状のことだけど、これといった生活の変化がないのに、五月になると調子を崩しやすい。
日照時間の変化、寒暖の差に、からだがついていかない。一日中、眠くて眠くてしょうがない。「五月病」は気象病、季節病という一面もあるらしい。
プロ野球選手にも春先だけ、あるいは夏になると調子がいいといったかんじで、季節ごとの好不調の波の激しい選手がいる。
理想をいえば、シーズン通して、好調を持続できるにこしたことはないのだが、そういう選手は一流中の一流なのである。
さらに「隔年選手」といわれる一年ごとに好不調をくりかえす選手もいる。
つまり季節に左右されたり、年ごとに調子が上がったり下がったりするのは、よくあることなのだ。
一流中の一流を目指しているわけではない身としては、そういう波を受け入れ、ごまかしごまかしやっていくしかない。
ひとつは好奇心の衰え。年齢のせいもあるかもしれないけど、本を読んでも、音楽を聴いていても、なかなか没頭できず、心おどることも少なくなっている。
体力や気力を回復するためという名目の休息時間ばかりが長くなっているかんじだ。
昔から「五月病」という言葉がある。新しい環境に適応できず、強いストレスを感じたり、無気力になったりする症状のことだけど、これといった生活の変化がないのに、五月になると調子を崩しやすい。
日照時間の変化、寒暖の差に、からだがついていかない。一日中、眠くて眠くてしょうがない。「五月病」は気象病、季節病という一面もあるらしい。
プロ野球選手にも春先だけ、あるいは夏になると調子がいいといったかんじで、季節ごとの好不調の波の激しい選手がいる。
理想をいえば、シーズン通して、好調を持続できるにこしたことはないのだが、そういう選手は一流中の一流なのである。
さらに「隔年選手」といわれる一年ごとに好不調をくりかえす選手もいる。
つまり季節に左右されたり、年ごとに調子が上がったり下がったりするのは、よくあることなのだ。
一流中の一流を目指しているわけではない身としては、そういう波を受け入れ、ごまかしごまかしやっていくしかない。
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