仙台から帰ってきて、京都から薄花葉っぱが来る。東小金井の海風で、薄花葉っぱと東京ローカル・ホンクが共演。沖縄そば、泡盛を飲みながら堪能する。
薄花葉っぱは五年ぶりの新譜『朝ぼらけ』発売記念の東京ツアー、中尾勘二さんもライブ出演。
ホンクは戸越銀座商店街の歌(「昼休み」)がしみた。
たぶん気にいるだろうとおもって木下弦二さんに星野博美(戸越銀座出身)のエッセイをすすめてみた。
月末のしめきり週間に突入しつつ、日曜日に西荻ブックマークの「『昔日の客』を読む」に出席し、二次会にも出る。
仙台から直行した岡崎武志さん、山王書房の関口良雄さんのご子息の関口直人さん(音楽関係の仕事をしていて、その話もおもしろい)のト−クショー。わたしの席の前には、石神井書林の内堀さん。すぐ横にカーネーションの直枝さん、山王書房の資料集をつくった萩原茂さん、天誠書林の和久田さんと客席もすごい。
山王書房で野呂邦暢が諌早に帰る前に購入したといわれる『ブルデル彫刻作品集』(筑摩書房、一九五六年刊)を持っていって、会場で見せた。
『ちくま』で『昔日の客』と野呂邦暢の原稿を書いている途中、彫刻にまったく興味がないのに衝動買いしてしまった本なのだが、買ってよかったとおもった。
二次会で内堀さんが『spin』の北村知之君の文章をほめてた。
その話を聞いて、そろそろ退屈君もブログ以外の、紙に印刷される形の文章(ミニコミでもなんでもいい)を書いてほしいとおもった。まあ、本人に会ったときにいえば、いいことなのだが、たぶん、そうおもっている人はわたしだけではないはず。
2009/06/23
わめぞ縁日in仙台
チョコレートを食い、コーヒーを飲み、原稿四本、うち三本を送ってから、新幹線に乗って仙台へ。
仙台通いをはじめたのはちょうど昨年の六月だった。その後、七月、八月、十二月と今年の四月、六月と一年で六回、仙台に行ったことにある。まだ秋の仙台には行ってない。
春、夏、秋、冬のすべての季節に行ったことのある土地は、故郷の三重、今住んでいる東京をのぞくと名古屋と大阪と京都の三都市である。
なんとか今年中に仙台の四季を体験したい。
火星の庭に着くと、わめぞの古本縁日がはじまっていた。ハチマクラが大盛況だ。
近所の中華屋でたんめんとぎょうざを食う。
文壇高円寺古書部は火星の庭で常設なので、何もすることがない。
そのあと書本&cafe マゼランに行く。
珈琲を飲んで、本を見て、気がつくと、宴会の時間になる。
手打ちうどん、カレー、うまい料理が次々と並ぶ。
赤ワインと白ワインが出てくる。
食って、飲んで、寝てしまう。起きると、藤井書店のリボー君や白シャツ王子が妙なテンションになっている。
そういえば、この日、昼、海月書林さん、夕方、マゼランのお客さん、あと宴会中に「寝起きですか?」といわれた。
一日三回も「寝起き?」といわれたのは、生まれはじめての経験かもしれない。
ほんとうに寝起きだったのは、宴会中だけなのだが。
翌日、昼起きて、前野宅の戸締まりをして、火星の庭に向かう途中、道をそれてしまったので、そのまま尚古堂書店をのぞいて、青葉城を見に行く。
青葉城、坂道がおもったよりたいへんだった。ちょうど帰りぎわに小雨がふりはじめる。
るーぷる仙台(バス)に乗る。運転手が観光案内(三分に一回くらい笑いをとろうとする。小田和正が東北大学卒であることを知った。あとは忘れた)をしながら走る。
定禅寺通り市役所前で降り、火星の庭へ。
瀬戸さんと向井さんが、めぐるちゃんと遊んでいる。
わめぞ縁日、あっという間だったなあ。
仙台の人には、本家わめぞの外市、みちくさ市に遊びにきてほしいです。
打ち上げのあと、東京に帰るわめぞ組を仙台駅で見送って、もう一軒飲んで、前野宅にもう一泊させてもらう。
次の日、駅前のビルの古本市、ジュンク堂のジュンちゃんに挨拶して、東京に帰る。
仙台通いをはじめたのはちょうど昨年の六月だった。その後、七月、八月、十二月と今年の四月、六月と一年で六回、仙台に行ったことにある。まだ秋の仙台には行ってない。
春、夏、秋、冬のすべての季節に行ったことのある土地は、故郷の三重、今住んでいる東京をのぞくと名古屋と大阪と京都の三都市である。
なんとか今年中に仙台の四季を体験したい。
火星の庭に着くと、わめぞの古本縁日がはじまっていた。ハチマクラが大盛況だ。
近所の中華屋でたんめんとぎょうざを食う。
文壇高円寺古書部は火星の庭で常設なので、何もすることがない。
そのあと書本&cafe マゼランに行く。
珈琲を飲んで、本を見て、気がつくと、宴会の時間になる。
手打ちうどん、カレー、うまい料理が次々と並ぶ。
赤ワインと白ワインが出てくる。
食って、飲んで、寝てしまう。起きると、藤井書店のリボー君や白シャツ王子が妙なテンションになっている。
そういえば、この日、昼、海月書林さん、夕方、マゼランのお客さん、あと宴会中に「寝起きですか?」といわれた。
一日三回も「寝起き?」といわれたのは、生まれはじめての経験かもしれない。
ほんとうに寝起きだったのは、宴会中だけなのだが。
翌日、昼起きて、前野宅の戸締まりをして、火星の庭に向かう途中、道をそれてしまったので、そのまま尚古堂書店をのぞいて、青葉城を見に行く。
青葉城、坂道がおもったよりたいへんだった。ちょうど帰りぎわに小雨がふりはじめる。
るーぷる仙台(バス)に乗る。運転手が観光案内(三分に一回くらい笑いをとろうとする。小田和正が東北大学卒であることを知った。あとは忘れた)をしながら走る。
定禅寺通り市役所前で降り、火星の庭へ。
瀬戸さんと向井さんが、めぐるちゃんと遊んでいる。
わめぞ縁日、あっという間だったなあ。
仙台の人には、本家わめぞの外市、みちくさ市に遊びにきてほしいです。
打ち上げのあと、東京に帰るわめぞ組を仙台駅で見送って、もう一軒飲んで、前野宅にもう一泊させてもらう。
次の日、駅前のビルの古本市、ジュンク堂のジュンちゃんに挨拶して、東京に帰る。
2009/06/17
Love is
仙台の火星の庭、それから七月の外市に出品する本の値付をする。
蔵書をどんどん入れ替えたい気分。
本棚(三本ほど)をもらったので、組立作業もした。手作業というのは、気がつくとあっという間に時間がすぎてゆく。
JR高円寺駅の総武線のホームに、おかしの自動販売機がある。とはいえ、自販機でおかしを買う習慣はなかったので、気にしていなかったのだが、よく見ると、ブルボンの自販機で、関西方面に遊びに行くたびに五袋くらいずつ買い求めていた「羽衣あられ」もあってビックリした。
三重県の鈴鹿にいたころ、「羽衣あられ」は缶に入ってジュースの自販機で売っていて(という話を人にしても信じてもらえない)、わたしはこのあられが好きだった。
今週発売の『サンデー毎日』に村上春樹の『1Q84』(新潮社)の書評をかきました。
書けなかったというか、書かなかったことをいうと、ちょっとしたきっかけで異次元というか異空間にまぎれこんでしまう話といえば、松本零士の漫画でもおなじみのパターンなんですね。主人公のキャラクターが、あまりにもちがうので、まったく似ている気がしないけど、四畳半の畳をめくったり、近所の道の角をまがったりすると、(唐突に)ヘンな世界につながっているというような作品(『四次元時計』『闇夜の鴉の物語』いずれも講談社漫画文庫など)がよくある。
東京堂書店で橋本治著『大不況には本を読め』(中公新書ラクレ)を購入。『日本の行く道』(集英社新書)の続編としても読める本かも。
東京古書会館、新宿展の最終日をのぞいて帰る。
家に帰ると、季村敏夫、扉野良人編『Love is 永田助太郎と戦争と音楽』(震災・まちのアーカイブ発行、みずのわ出版製作)が届いていた。
五月に扉野良人さんと倉敷に遊びにいった帰り道に神戸のみずのわ出版に寄った。
スーパーの上の階にある、生活感あふれるというか、貧乏学生の下宿のような雰囲気の出版社で、みんな日本酒を飲んでべろんべろんになって仕事をしていたことをおもいだした。
永田助太郎(一九〇八年〜一九四七年)は、戦前に『新領土』などの詩誌で活躍していたモダニズム詩人で、鮎川信夫や田村隆一にもすくなからぬ影響をあたえた人物でもある。
《愛は
みんなの王様ヨ みんなの王様
最初に渾沌あり
次いで鳩尾の大地と
エロス エロスうまれたりとナ
オオ ララ オオ ララ》(永田助太郎「愛はⅠ」抜粋)
昔の詩人を紹介するというだけでなく、「スズメンバ」というバンドのメンバーの本田未明と太田泉のユニット「クルピア」が、その詩に音楽をつけ、(即興で)演奏するといった試みもおこなわれている。
永田助太郎を知らない人に、いや、そもそも詩自体に興味のない人に、そのおもしろさをどう伝えるか。
かなり斬新な実験をしている本だとおもう。
蔵書をどんどん入れ替えたい気分。
本棚(三本ほど)をもらったので、組立作業もした。手作業というのは、気がつくとあっという間に時間がすぎてゆく。
JR高円寺駅の総武線のホームに、おかしの自動販売機がある。とはいえ、自販機でおかしを買う習慣はなかったので、気にしていなかったのだが、よく見ると、ブルボンの自販機で、関西方面に遊びに行くたびに五袋くらいずつ買い求めていた「羽衣あられ」もあってビックリした。
三重県の鈴鹿にいたころ、「羽衣あられ」は缶に入ってジュースの自販機で売っていて(という話を人にしても信じてもらえない)、わたしはこのあられが好きだった。
今週発売の『サンデー毎日』に村上春樹の『1Q84』(新潮社)の書評をかきました。
書けなかったというか、書かなかったことをいうと、ちょっとしたきっかけで異次元というか異空間にまぎれこんでしまう話といえば、松本零士の漫画でもおなじみのパターンなんですね。主人公のキャラクターが、あまりにもちがうので、まったく似ている気がしないけど、四畳半の畳をめくったり、近所の道の角をまがったりすると、(唐突に)ヘンな世界につながっているというような作品(『四次元時計』『闇夜の鴉の物語』いずれも講談社漫画文庫など)がよくある。
東京堂書店で橋本治著『大不況には本を読め』(中公新書ラクレ)を購入。『日本の行く道』(集英社新書)の続編としても読める本かも。
東京古書会館、新宿展の最終日をのぞいて帰る。
家に帰ると、季村敏夫、扉野良人編『Love is 永田助太郎と戦争と音楽』(震災・まちのアーカイブ発行、みずのわ出版製作)が届いていた。
五月に扉野良人さんと倉敷に遊びにいった帰り道に神戸のみずのわ出版に寄った。
スーパーの上の階にある、生活感あふれるというか、貧乏学生の下宿のような雰囲気の出版社で、みんな日本酒を飲んでべろんべろんになって仕事をしていたことをおもいだした。
永田助太郎(一九〇八年〜一九四七年)は、戦前に『新領土』などの詩誌で活躍していたモダニズム詩人で、鮎川信夫や田村隆一にもすくなからぬ影響をあたえた人物でもある。
《愛は
みんなの王様ヨ みんなの王様
最初に渾沌あり
次いで鳩尾の大地と
エロス エロスうまれたりとナ
オオ ララ オオ ララ》(永田助太郎「愛はⅠ」抜粋)
昔の詩人を紹介するというだけでなく、「スズメンバ」というバンドのメンバーの本田未明と太田泉のユニット「クルピア」が、その詩に音楽をつけ、(即興で)演奏するといった試みもおこなわれている。
永田助太郎を知らない人に、いや、そもそも詩自体に興味のない人に、そのおもしろさをどう伝えるか。
かなり斬新な実験をしている本だとおもう。
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