星野源著『蘇える変態』(マガジンハウス)を読み終えた。エッセイだから、内容を紹介するのも何なのだが、文章がいい。というか、内容に関係なく読まされてしまう。
先月刊行の細馬宏通著『うたのしくみ』(ぴあ)は、一気にではなく、じっくりゆっくり読んでいる。
プロ野球が開幕して、四月から(ちょっとだけ)仕事も忙しくなって、酒量も減らし、疲れをためないことを心がけて、日常が単調になって、一週間があっという間にすぎる。
家にこもっている時間が長くなると、どうせなら、窓から海とか川とかが見えるような部屋に引っ越したくなる。
三十代半ばに、乳酸菌や納豆菌の入った腸の薬を飲むようになって、ずいぶん改善した。風邪もあまりひかなくなった。その分、太った。
体質が変わって、外に出るのが億劫ではなくなった。二十代くらいから、そうだったら、また別の人生を送っていたかもしれない。
今月の仕事はまだ終わらない。
早く仕事と関係ない本をだらだらしながら読みたい。